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6年前の自分という者の無力さに泣いた事

 

この時は子どもを実母に預け

本当に藁にもすがる思いと

子どもたちの未来のために

政治はあるんだと思いたかった。

 

 

でも、その氣持ちが崩れ去り

自分の無力さに

ただただ泣くしかなかった事を覚えています。

 

悔しさと無力さと

子どものために何もできない自分を

泣くしかできない自分を

情けなく、ただただ泣きました。

 

以下、6年前の記

宮城県内の市民団体35団体が県に子供達の健康調査をする事を求める内容の請願書の審議会がありました。(請願の内容一部最後に載せます)

 

宮城県福島第一原発事故の影響による県民の健康調査をするかどうかということを有識者との会議の末、行わない決定をしています。


それも完全非公開の会議で!です。
全く意味がわからない!と怒り心頭でしたが

 


その請願を県議会にかけるかどうかの審査が県の保険福祉委員会で行われました。
私は35団体の中の一つである会に非力ながら参加させていただいてます。
この請願が通れば、七ヶ浜町でも健康調査をしてもらえるかもしれない
と期待を胸に傍聴へ行きました。

 

議会を傍聴するなんて初めてで全くの素人です。もちろん緊張。
参考人質疑は県内の健康調査をしないと決定した有識者2名の方から始まりました。

 


難しい質疑の内容はコチラをご参照ください。
http://kodomomiyagi.blog.fc2.com/blog-entry-97.html"

 


私はあくまで素人の主婦目線で必死で聴いた限りを書きたいと思います。
特にこの2名の方々がどうして健康調査をしないと決めたのかを知りたかった事もあり。

 

久道茂県対がん協会会長(有識者会議座長)と他研究者1名。
先生のお話では健康調査をする上での検査技師の不足している点
今まで培ってきた研究から見ても影響はない。とおっしゃってるように聞こえました。
しかし、県南などの福島県と変わらない汚染の高い所では健康調査はやる価値はあるともおっしゃってました。

 


あれ?健康調査の必要性を言いました?
線量が高い県南など除染対象地区に設定されている場所を限定して。という事ではありましたが。

 

 


もしかして、いい方向ではないですか_φ( ̄ー ̄ )と言う雰囲気で質疑応答は終わりました。

 

 


そして次の参考人である
東北大大学院薬学研究科ラジオアイソトープ研究教育センター 吉田浩子先生
この方のお話は大変参考になりました。

 

2011.6.20から県南に入り
個人被ばく線量のモニタリングのプロジェクトを結成。現在120名実施。
宮城県は広く「汚染地域」が広がり、丸森と白石が高レベルであること。
ガラスバッチによる外部被爆線量の平均をみるとなんと
福島県では郡山が最も高い被ばく線量であり、その高い線量と県南でのデータはほぼ同じ!
あらためて県南の汚染の高さを再確認させられました。


そして同じ地域に住んでいても被ばく線量は子供の行動によって1.5倍くらい差があるのだそうです。そうだよね。外遊びが好きで野山を探検する子もいれば家で読書するのが好きな子供もいる。
人は動くのだから、環境線量評価だけでは全く不十分であることを浮き彫りにしてくれました。

 

そしてリスクコミュニケーションが住民レベルでいきわたっていない事もご指摘されてました。
全くそのとおり。大きくうなずいてアピールする私(笑)

 

住民が納得もしていない、不安は全く払拭されていないよ!!
心で叫ぶ私。

 

そして本来なら事故直後からのデータを取ることが重要であり今後に結び付けられる。
時間が経てばたつほどデータは失われていく。もう1年も経過してしまっている原状。
早急な健康調査の体制の構築が必要だとおっしゃってました。

 

この現地を調査してきた方に向かってくってかかっていたのが仁田和寛議員です。
みなさんご存知ですか?我が七ヶ浜町の住民代表として県議会議員をされている方です。


リスコミの説明なんか聞くまででもない。わたしたちも十分行なっている!受取り方の問題だ!
こんな感じに聞こえた私

 

だから住民レベルでっていってるの!県南の現地調査でも浮き彫りになった問題だと言っているじゃないですか。心で叫ぶ私。

 

学会にこれから発表する論文など話にならない。(仁田氏)

 

いやいや、唯一の大切な現地のデータであり空間線量だけでは被爆量は測れないことを調査して訴えているのですよ?心で吉田先生を後押し。

 

すっかり手に汗握る興奮状態な私です。

 


そして丸森町長さんの質疑応答へ移ります。

 

空間線量は4月11日からしか測定できなかった。
当時、県南では山元と白石だけ。3月20日石井教授が入って計測した時で1.48マイクロ。
川平地区は飯舘から4K。空間線量は福島と同じ位なのに、対応が全く違う。
1μSV以下の所は除染補助がでないというので住民ボランティアで除染を行なった。

 

あらためて県南の酷い原状を聞き泣きそうになるのをこらえていたのを覚えています。
国際的にも放射線管理区域にしなければならない所を
防護服も何もなく住民が除染をしてるんですよ。
これが今の日本の現実なんですか。
マスコミの方々はほとんど報道もしませんよね?
新聞にも取りあげられてないですよね?
だから七ヶ浜町の人たちも知らないのも当然ですよね。

 

最後に請願団体代表としてみやぎ脱原発風の会代表 篠原弘典氏
子どもたちを放射能から守るみやぎネットワーク代表 太田氏の2名です。


篠原氏はもともと原子力の研究をされていました。
しかし原発の危険性に気づき今回の事故のようなことがあってはならないことだと
原発の立場に立ち運動をされてきた方です。

 

測定体制は整備されつつあるが、身体の被ばくには手つかず状態が続いている。
ヨウ素の影響をデータでとる手段はすでにない。初期被ばくのデータを取ることの大切さを訴えていました。

 

 
太田氏は筆甫に住み続ける決意。親の都合で決めたのだから、子どもへの健康被害が出ないよう専門家ではないので心情を伝えたい。

 

有識者会議は、1回の甲状腺調査で結論を出してしまった。会議の皆さんが、現地にきて話しを聞いたとかは全くない。

 


住民は、どういう行動をしていたか、情報がないので外遊びをさせてしまったとか、とても不安がっている。栃木では、住民との意見交換会をもったと聞いている。リスコミのやり方でないと、不安は解消されない。

 


尿検査のデータ。坪倉先生は、南相馬市でもWBCの結果で子どもは10Bq以上を再検査の目安に考えていると言っている。WBCは、県南に1台は買って調査していく必要がある。丸森は高い線量であることをわかって欲しい。管理区域と同じところで生活している。子どもへの影響はわからない。

 

ある県南のお母さんが、子どもにどう説明したらよいのかと。
宮城県はお金がなかったから、大丈夫っていったから、と将来説明するのか。
大きくなった時、子どもたちは宮城県に大事にされたと思うだろうか。
子どもたちに出来るだけのことをして欲しい。年1回の健康診査に追加項目でもできる。
正しい知識というより、もっと寄り添って考えてほしい。
請願の一言一句そのままやってといっているのでなく、できるところから体制を整える一歩にしてほしい。

 

心に響きました。

 

そこなんです。私達ママとしての立場では予算がない検査技師がいない。
研究してきたから大丈夫です。
受取り方の知識不足でリスコミがなってない。

 

こんな理由で子供達の命を判断するのですか。
宮城県の子ども達のこれからの人生はそんなに軽いのですか。

 

できるとこからでいいんです。せめて線量の高い地域からでも。
放射線被爆に強い小児科医の育成からだっていいんです。
明らかに今までとは違う子どもの異変があって小児科に行って放射能被ばくの影響では?と受診しに行っても門前払いされるんです!

 

議会とは何ですか?
議員とは住民の代表であり、住民の意見を汲み取ってくれる為のものではないのですか?
議員を志した初心はなんだったのですか?
県民を守るためではないんですね。

 

既にわたしの心の中はぐちゃぐちゃな状態でした。


仁田議員
「大変な苦労をさせたが、第一義は東電と国なんですよ。篠原さんは脱原発風の会だが、脱原発の運動と一緒に考えられると困るね。」

 

何ですか?この質問。
意味がわかりません。

 

請願に賛同していただいた議員の方々は付帯意見をつけて採択を主張。
今請願を通すことが、国や東電を動かすことになるとおっしゃいました

 

採択結果→継続審議(6月の議会に持ち越しです)

 

有識者を含めた参考人の方々が健康調査の早急な体制構築を言ったにもかかわらず
継続の挙手をした方々

 


佐々木征治議員(大崎選挙区)
仁田和寛議員(多賀城七ヶ浜選挙区)
今野隆吉議員(泉選挙区)
細川雄一議員(若林選挙区)
石橋信勝議員(青葉選挙区)

 

全て、前政権である自民党公明党の方ばかり。
わたしには請願賛同議員党派が違うのが気に入らないだけの権力誇示にしかみえませんでした。

 

賛同し協力してくださり
趣旨採択を主張していただいた

 

ゆさ みゆき議員(青葉選挙区)
天下 みゆき議員(塩釜選挙区)
本多祐一朗議員(若林選挙区)

 

本当にありがとうございました。

 

議会傍聴後の帰り、泣きながら帰りました。くやしさと無力さと。
この現実を受け入れる事ができなくて。
これが宮城県なんだと思い知らされた気がして。


皆さん、知って下さい。
これが今の宮城県です。

 


以下、請願書の最終稿です。

 

子どもたちと妊産婦を放射能から守るための体制の確立を求める請願書
 1 請願の主旨
(1) 宮城県内の18歳以下のすべての子どもたちが、福島県と同様に甲状腺検査及び内部被ばくの状態を把握出来る継続した健康調査を、公費で受けられるようにすること。
また、希望する妊産婦に対して、内部被ばくの状態が把握出来る健康調査及び母乳検査を、公費で受けられるようにすること。
(2) 宮城県内の子どもたちの健康を守るために、積算被ばく線量が測定出来るようガラスバッジの配布、装着を進め、被ばくの状況を把握し、低減化策にいかすこと。
2 請願の理由
東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の調査解明が進むにつれて、宮城県においても県南部はもとより県北部でも積算の被ばく線量の目標である年間1mSvをはるかに超える放射能汚染が広がっている実態が明らかになってきました。ホットスポットも点在し、より詳細な実態把握も求められています。この様な状況の中で、多くの県民と子どもを持つ親の不安は増大するばかりです。福島県においては多くの放射能汚染対策が実施されていますが、県境によって対応が違っているという現状は遺憾なことです。
宮城県は「宮城県健康影響に関する有識者会議」の「健康には影響がない」という結論に基づき、何の対策も取ろうとしないために、県民特に放射能の影響が大きいと言われる子どもたち、加えてこれから生まれて来る子どもたちに対する十分な放射能汚染対策が遅れたことは否めません。そのため、丸森町栗原市では独自に健康調査を実施するとしています。
健康調査も福島県は18歳以下の子どもたち36万人全員の甲状腺検査を生涯にわたって行うことにしていますが、宮城県丸森町の2地区の小学生以下の子どもたちに対して行ったのみです。
1月に開かれた有識者会議では、18%の子どもたちの甲状腺にしこりが見つかり、「1年後に医療機関において受診するなど,経過観察を行う必要がある」という意見があったにもかかわらず、県が保護者に対して何ら説明することもなく、「健康調査の必要なし」とすることは無責任と言わざるを得ません。今後、健康調査の継続、対象の拡大が必要です。
国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告やそれに基づいた被ばく限度も歴史的に変遷して来ており、低線量被ばく(外部被ばく・内部被ばく含めて)が及ぼす影響は明確にされていない部分も多く、「健康には影響がない」と言われても、保護者などの不安は一向に解消されていません。
今後、宮城県は、「よくわからないことがある時は、県民の命と健康を守る責任を全うするために、危険があるかもしれないという立場に立って対応する」という予防原則を持って、早急に体制を確立すべきです。
18歳以下のすべての子どもたち及び希望する妊産婦への健康調査を公費で実施することが今まさに重要になっています。その健康調査では内部被ばくを把握するため、甲状腺検査だけでなくホールボディカウンターによる検査や尿検査も行うべきです。また乳児を守るために、母乳検査も行うべきです。
さらに、放射能による影響は10年・30年先まで継続します。子ども一人一人がどれぐらいの年間放射線量を浴びているのかを測りデータとして蓄積しておくことも、今後の子どもたちの成長・健康を見守る上で大切なことになります。そのためにガラスバッジの配布・装着も進めるべきです。
以上述べた理由から、必要な各施策を汚染度の高い地域を重点的に、さらには宮城県内すべての子どもたちを放射能から守るために、全県的な体制を早急に整えるよう請願いたします。

共同提出団体名(順不同)
○子どもたちを放射能から守るみやぎネットワーク(代表 太田 茂樹)
○みやぎ脱原発風の会(代表 篠原 弘典)
○民主教育をすすめる宮城の会(代表 太田 直道)
○船形山のブナを守る会(代表 小関 俊夫)
○母子週末保養プロジェクト ちいさなたびJapan(代表 佐藤 美樹子)
○小さき花 市民の放射能測定室 仙台(代表 石森 秀彦)
○みんなの放射線測定室「てとてと」(代表 三田 常義)
放射線被曝から子どもを守る会(代表 安保 隆)
○5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会 せんだい・みやぎ(代表 玉手 万理)
三陸・宮城の海を放射能から守る仙台の会(わかめの会)(代表 大友 佳代子)
○自分の居場所から不登校を考える会(代表 伊藤 由子)
○自然と生活を愛し豊かな未来を創りたい女たちの集い(代表 煖エ 旦枝)
カトリック正義と平和仙台協議会 (代表 渡辺 清)
○仙台石けんをひろめる会(代表 酒井 由布子)
○仙台学校給食勉強会(代表 佐藤 瑩子)
○くらしと電磁波を考える会(代表 佐藤 千鶴子)
○名取変電所と健康を考える会(代表 三浦 信子)
○電磁波と健康を考える会・みやぎ(代表 須藤 英允)
○ゆきとどいた教育をすすめる栗原市民の会(代表 鈴木 健三)
○柴田子供の健康を守るネットワーク(代表 森 淑子)
宮城県生活協同組合連合会(会長理事 齋藤 昭子)
○みやぎ生活協同組合代表理事専務理事 宮本 弘)
生活協同組合あいコープみやぎ(理事長 吉武 洋子)
○杜の市民力(代表 西 新太郎)
原子力発電を考える石巻市民の会(代表 近藤 武文)
○みやぎチェンジねっと(代表 吉田 哲郎)
○I女性会議宮城県本部(代表 煖エ 広子)
○食緑水を創る宮城県民会議(代表 工藤 昭彦)
宮城県保険医協会(理事長 北村 龍男)
宮城県護憲平和センター(代表 清藤 恭雄)
特定非営利活動法人水・環境ネット東北(代表理事 新川 達郎)
放射能と向き合う会inパークタウン(代表 工藤 睦子)
○柳生・西中田地区教育を語る会(代表 小泉 喜作)
宮城県保育関係団体連絡会(代表 藤崎 隆)
○冠川水源を慕う会(代表 菅澤 勉)
(以上35団体)